視力回復、視力矯正の近視手術レーシックとは?

レーシックとは具体的にどのような視力回復視力矯正近視手術治療法なのでしょうか?
詳しい近視手術手順についてはさておき、ここではおおよその流れを説明しておきましょう。
レーシックとは正確には「Laser in situ Keratomileusis」といいます。
一般的には、頭文字をとってLASIK、あるいは片仮名でレーシックと表記します。
誤解を避けるために、このサイトでは「レーシック」で統一することにします。
レーシックとは、マイクロケラトームという器械で
角膜フラップ(角膜を一部残して薄く削って蝶番でつながった蓋のようなもの)を作成し、
フラップの内側の組織(実質)をエキシマレーザーで削ることによって角膜の屈折カを変えるという手術法です。

リングになっている部分を眼に当て、吸引庄によって器械を眼球に固定したあと、
リングの上を刃が往復することによって、
角膜の表面を薄く切開し、フラップを作成します。
刃の部分は電動のカンナのようなものだと言えば想像しやすいかもしれません。
フラップをめくったあと、角膜にレーザーを照射するには、エキシマレーザー手術装置を使います。
この器械はコンピュータによって制御され、
患者さんの眼が動いた場合の誤射を防止するためのアイトラッキングシステムなど、
いくつかの安全装置が内蔵されています。エキシマレーザーは、波長が193ナノメーターの紫外線です。
これを使えば非常に精密で細かい切除が可能になります。
たとえばエキシマレーザーを使えば、髪の毛のような細い物体に一定の深さで溝を作ることもできます。
LASIKという手術では、エキシマレーザーで角膜の内部(実質)を
少し削ることによって、角膜の屈折力を変えます。
それにより治療前にはぼやけて見えていた遠くの景色にピントを合わせることができるのです。
エキシマレーザーおよびマイクロケラトームは複数の会社から発売されていますが、
現在発売されている装置は、どの機械を使った場合でも良好な成績が報告されています。

レーシック治療データ(手術後1年)をもとの近視の程度別データとして、
近視の程度(強さ)は、正式には、「視力」ではなく、屈折で示します。
おおよその目安としては、「マイナス3D未満」は視力0.1以上、「マイナス3〜マイナス6D」は0.05〜0.1程度、
「マイナス6D以上」は0.05以下に相当します。
マイナス3D未満の軽度近視の方がレーシックを受けた場合には、
手術後には88.4%の方が1.0以上の視力を得ています。
裸眼で車を運転できる視力である0.7を基準にすると、100%の方がクリアしています。
マイナス3〜マイナス6Dの中度の近視の方は、
80.3%の確率で1.0以上、96.1%で0.7以上の視力を得ています。
しかし、マイナス6D以上の方がレーシックを受けた場合には、やや精度が落ちています。
手術後1.0以上のem>視力回復できたのは全体の63.2%という結果が出ています。
強度の近視を視力矯正するためには角膜をたくさん削らなければなりませんが、
そうなると、どうしても誤差の幅が広くなってしまうのです。
全体では、手術後に1.0以上の視力回復できた方は75.4%、0.7では92.3%となっています。
施設によって対象とする患者さんに差があるため、成績に多少の異同はありますが、
このようにレーシックでは概して良好で安定した成績が得られています。

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